プロレスに求めるもの①
プロレス初心者である私は、まずは一番手の出しやすいツールから、というわけでテレビやネットを中心にとにかく色々な試合を観ているわけですが、未だに答えが見つからない問いがあるのです。
それは、
「プロレスのどこを面白いと感じているのか?」
自分でも、プロレスの何がそんなに魅力的なのかと問われると、未だにはっきり答える事ができません。
ただ、試合をいくつも観るうちに自分の中で「好みの試合」と「好みではない試合」がある事がわかりました。
という事は、「好みの試合」には自分の中で面白いと思うポイントが必ずあるはずなのです。
それは一体何なのか?
ちょっと考えてみたいと思います。
先日、ある団体の試合を観ていたのですが、若手のホープの選手と中堅にさしかかるくらいの選手がガチンコ勝負をしていました。選手はどちらも引き締まった体で顔も悪くありませんでしたし、好みのスピード&空中戦ありの試合だったのですが、結果的には私の好みではない試合でした。
何が違うのか…
個人的にはストーリーのある試合もタイトル狙いのガチンコもどちらも好きですし、スローな試合よりスピードがある方が好きです。選手のボディもいわゆるあんこ型よりも筋肉質の方が好みですから、好みはクリアしているのです。
では、試合スタイルが苦手だったのか?答えはNOです。選手同士の技もきちんと噛み合っていましたし、テンポも悪くない、空中技も多く、派手な演出も結構ありました。
では何が違うのか…
よーく考えているうちにみて、ふと思った事がありました。
「技の一つ一つがあんまり痛くなさそうだ…。」
もちろん、本人達はガチンコでやっているので痛いに決まってるんですが、印象的に「あー!今のヤバい!」というくらいの痛さがあまり伝わってこない。
だから観ていても淡々と黙って観ている。
そこで思い出しました!
私が「面白い!」と思う試合は、観ていて必ず声が出ている!
「ア゛ー!」とか「えー⁈」とか、しまいにはジッとしていられずに、そこら辺にあるものを握りしめて、中腰にすらなっている!
ということは、痛さが伝わる試合が好みということなのでしょうか?
でも電流爆破とかはNGです。
つづく